大分県で矯正歯科医院選びで悩んでる方へ最新の情報を配信しています。

部分矯正

歯列矯正治療は、悪い歯並びや噛み合わせを、正しい位置に整えることができる治療法です。治療法として、ブラケットという装置を歯の表側もしくは裏側に装着し、ワイヤーを通して引っ張ることで歯を動かしていくブラケット矯正と、透明のマウスピース型の装置を歯に装着して、定期的に動いた歯に合わせて新しいマウスピースと交換していくことで歯を動かしていくマウスピース矯正治療があります。

歯列矯正治療は、歯全体に矯正装置を装着するという印象が強いのですが、一部の歯並びだけを矯正することも可能なのです。歯並びを治したい箇所にだけ矯正装置をつけておこなう矯正方法を部分矯正といいます。一般的な歯列全体を矯正するのとは違い、一部分にだけ矯正装置を装着することから、装置の違和感も少なく、費用も比較的抑えることができ、治療期間も短くて済みます。さらに矯正治療の痛みも抑えることができるため、痛みが心配な方にはお勧めです。部分矯正は、前歯が少し重なってたり、少し八重歯になってたり、少しだけ隙間が開いているといった場合などにおこなう矯正治療です。歯が重なっている場合におこなうことが多く、重なりの程度によって、軽度、中等度、重度に分かれます。

部分矯正のメリット

短期間での治療が可能

部分矯正の場合は、治療期間も比較的短期間で済みます。歯列全体の矯正治療の場合、歯全体を少しずつ動かしながら、全ての歯の歯並びを整えるため、治療には最低でも1年~3年程度かかってしまうこともあります。しかし部分矯正の場合は、どの方法でも2年以内には治療が終わります。早い場合だと、半年もかからないこともあるのです。矯正装置をできるだけ早く外したいという方も多いことから、部分矯正は治療期間について大きなメリットといえるでしょう。

気になる箇所だけを治療できる

前歯から奥歯といった全体の歯並びを矯正する場合、治療が大掛かりになってしまいます。しかし部分矯正は、気になる箇所だけを矯正治療できるため、効率的に治療をおこなうことができるのです。

費用が安い

歯列全体の矯正治療に比べると、部分矯正は装置がコンパクトなので、装置にかかる費用も抑えることができます。また治療期間も短期間で済むため、その分の通院費も抑えられるので、総合的にも費用を抑えることができます。その際、使用する矯正装置だけではなく、歯の状態や治療する箇所などによっても治療費は変わってきますので、費用については治療前に一度大分県の歯科医院で相談してみましょう。気になる部分だけの矯正の場合、費用はかなり抑えることができる場合があります。

器具が目立ちにくい

部分矯正は、矯正装置を治療したい箇所のみに装着するため、全体の矯正治療に比べて目立ちにくいです。また、透明なブラケットやワイヤーを使用することで、さらに目立たなくなります。

抜歯のリスクが少ない

上顎の歯列の部分矯正の場合は、ほとんどのケースで歯を抜く必要はありません。下顎の歯列の部分矯正の場合は、抜歯が必要になることもありますが、全体の矯正治療と比べると、抜歯のリスクは少ないです。

お手入れが楽にできる

ブラケット矯正治療などは、器具に食べ物が詰まってしまったり、歯磨きの際に磨きにくいため、お手入れが大変なのですが、部分矯正の場合、治療したい箇所のみに装置をつけるため、お手入れが比較的楽におこなうことができます。

部分矯正のデメリット

部分矯正では改善できない場合がある

不正咬合(悪い歯並び)には出っ歯や受け口、開咬などの様々な症状があり、これらの症状によっては部分矯正では改善できないこともあります。そのため、治療前に事前に口腔内の状態を診てもらい、ご自身の症状にもっとも適した治療方法を提案してもらうことが重要です。

歯を削る量が多い

部分矯正は歯を綺麗に並べるために、歯を削る量が多くなる場合があります。その際に削られた歯の象牙質が刺激を受けてしまう場合もあるため、歯がしみやすくなってしまうこともあります。ご自身の歯を長く健康に保つためにも、なるべく歯を削らなくて良い治療法があるかどうか、医師に相談しましょう。

場合によっては歯列全体の矯正治療の方がきれいに仕上がる

歯列全体の矯正治療は費用が高額になってしまうため、部分矯正で済ませたいという方も多いです。しかし歯列全体の矯正治療は、全ての歯を固定することで歯を整えることができるため、部分矯正よりも結果的にきれいな歯並びになる場合が多いです。

噛み合わせは改善されないこともある

部分矯正は、部分的に歯並びを整える治療方法であるため、全体の噛み合わせの改善はできません。さらに、部分的に歯並びを整えることで、他の歯に隙間ができてしまうという可能性もあります。重度の不正咬合や噛み合わせが悪い場合は、歯列全体の矯正治療をおこなう必要があるため、注意しましょう。

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